研究開発方針

Materials Innovationの原動力がここにある

JSRは合成ゴムを基幹とする石油化学分野からスタートし、半導体材料・ディスプレイ材料といった情報電子材料分野へと業容を拡大。さらにライフサイエンス分野へと事業展開を進め、独自の技術によって生み出した数々の高機能マテリアルを世に送り出してきました。これを支えているのがJSRの充実した研究開発です。

現在、JSRの研究開発拠点は、ディスプレイソリューション開発センター、精密電子開発センター、エッジデバイス材料開発室の他に、筑波研究所、JSR・慶應義塾大学 医学化学イノベーションセンター(略称JKiC:慶應義塾大学信濃町キャンパス内)、更にJSR Bioscience and informatics R&D center(略称JSR BiRD:川崎市)を有しています。既存事業を支援するとともに、さらなる新規事業の創出をサポートするのが研究開発部門の役割です。これらの実現のために、関連事業部との密接な連携による①市場ニーズを先取りした研究テーマ設定、②ユーザー状況に即応できる弾力的な研究体制の整備・強化に取り組んでいます。また、ユーザーや大学、研究機関と新規性の高い基礎的、探索的な共同研究も進めています。

「研究開発の成果こそが、JSRの未来を切り拓く」― この信念のもと、JSRはコア技術である高分子技術の深耕とともに、光化学、無機化学、精密加工、バイオテクノロジーなど他技術との融合による新しい技術領域の拡大に積極的にチャレンジしていきます。